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頑張りたいのに頑張れない人へ|その要因や解決法を解説

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頑張りたいと思っていてもなぜか頑張れない、動き出せない……。

そんな経験はありませんか?

日々の生活や仕事において、思うように力を発揮できないと感じている人は多いものです。

そこで本記事では「頑張りたいのに頑張れない」という状態の原因と、その解決方法について考えていきます。

もくじ

頑張りたいけど頑張れない、その内側とは?

自分が何かを達成したい、何かを達せなければならないと感じる時「頑張りたいけど頑張れない」という複雑な心情に陥ることがあると思います。

まずはその感情について解説します。

頑張るとは何か

「頑張る」という行為は、誰もが経験したことがある、自己の力を駆使して何かを成し遂げようとする姿勢を指します。

しかし、それは同時に自己を追い詰めるほどのプレッシャーや負担にもなりえます。

「頑張る」には、目標に向かって必死になる姿勢と同時に、個人の限界を超えようとする強制感も含まれています。

そのため、頑張りが過度になると自己を疲弊させ、心身に負担を負わせることにもつながります。

我々は常に「良い頑張り」と「過度な頑張り」との境界を見極めなければなりません

頑張りたいと思う感情

「頑張りたい」と思う感情は、目標や希望、夢に対する情熱や熱意を表現するものです。

「あの人のようになりたい」「この仕事を成功させたい」など、自己の理想と現実とのギャップを埋めようとする欲求も含まれます。

この感情は、個々の目標への意欲や、困難を乗り越えようとする意志の強さを表しています

しかし、それと同時に、「頑張りたい」という感情から逃げている自分自身との対立も示唆していることがあります。

なぜなら、「頑張りたい」という感情には、自己要求とともに自己否定や自己矛盾も含まれているからです。

頑張れない感情の解析

一方で「頑張れない」という感情は、具体的な行動に移せない、やる気やエネルギーが湧かない、物事が思うように進まないという状況を反映しています。

この感情は、自己の限界感、自信喪失、達成不能感を表しており、これらは人間の動機づけに大きく影響します

「頑張れない」という感情は自己に対する理解不足や、困難な状況に対処するためのストラテジーが足りないことも示唆しているかもしれません。

多くの場合、この感情は自己への否定や負の感情を伴いますが、それは一方で自己を労わる手段でもあります。

頑張りたいのに頑張れない心理的要因とそのメカニズム

「頑張れない」と感じる心理的な要因は多岐にわたります。

自己効力感の低さ

自己効力感とは、自分自身が特定の状況や課題に対処できるという自信のことを指します。

自己効力感が低いと、自己の能力を否定する傾向が高まり、困難な状況に対する対処能力が低下します。

また、自己効力感が低い人は新たな挑戦や困難に立ち向かう意欲が減少し「頑張れない」と感じるようになることもあります。

その解決法として、自己効力感を向上させるための対策や、小さな成功体験を積み重ねることが推奨されます

パフォーマンスへの恐怖

これは、自己のパフォーマンスを評価されることに対する恐怖や不安から来るもので、自己評価が低下し、行動に対するモチベーションが失われることにつながります。

特に、他者と自己を比較してしまったり、過度な自己要求を課したりすると、パフォーマンスへの恐怖はより増大します。

この問題を解消するためには、自己評価の修正や適切な自己認識の獲得が求められます

達成感の欠如

達成感の欠如も「頑張れない」と感じる要因の1つです。

達成感は、自己の成果に対する満足感や充実感であり、これが不足すると、行動の価値や意味を見失い「頑張れない」と感じるようになります。

達成感を感じるためには、目標設定の見直しや、達成プロセスを評価する視点の転換が求められます。

また、小さな成功も大きな達成と捉え、自己評価を適正化することも重要となります。

頑張りたいのに頑張れない身体的要因とそのメカニズム

困難な状況に直面した時、我々は体力的な限界、健康問題や外的ストレスを考慮することなく、エネルギーを使い果たしてしまうことがあります。

これら身体に起因する「頑張れない」要因とそのメカニズムについて詳しく見ていきます。

疲労と体力の限界

人間の体力は無限ではありません。

頑張って作業を続ければ続けるほど、最終的には疲労がたまり、効率的なパフォーマンスが出なくなります

過度に頑張り続ける行為は、結果的に身体全体の疲労を増加させ、慢性的なストレス状態を引き起こすリスクがあります。

また、疲労は注意力や集中力の低下を招き、ミスが増える原因となります。

働くことや学習を続けることは大切ですが、適度な休息も必要なのです。

健康問題から来る制約

身体的な健康問題も頑張る能力に直接的な影響を及ぼします。

例えば、風邪や慢性的な病気などは、日常生活や仕事、学習を頑張る上で大きな支障をきたすことがあります。

特に慢性的な病気は、パフォーマンスを長期間にわたって低下させ、頑張ることを困難にします。

目の前の仕事や課題に対して頑張りたい気持ちはあるものの、身体が思うように動かないという状況は、心理的なストレスを増加させます。

そのため、健康管理を怠ってしまうと、短期的かつ長期的な成果を妨げることに繋がります

外的ストレス

外的ストレスとは、仕事の量や難易度、人間関係の問題、環境の変化など、自己のコントロールを超えた状況に直面することによって生じます

これらのストレッサーにさらされ続けると、身体が過度に反応を示し、疲労や体調不良を招くことがあります。

ストレスが頑張りの障壁になる一方で、適度に対処すれば、自己を高めるための刺激ともなります。

過大なプレッシャーや過度なストレスからくる精神的、身体的なダメージは、健康に対する影響だけでなく、自己の達成目標に対する動機づけをも妨げます

「頑張りたい」感情が生まれる背景

「頑張りたい」という感情が生まれる背景を理解し、その感情を適切にコントロールできるようにしましょう。

自己実現の欲求

人間には成長したい、自己を実現したいという欲求が存在します。

自己実現の欲求は強い動機づけをもたらし、自己の能力やスキルを最大限に発揮するために頑張る原動力となります

自分自身が成長し続けることで生じる喜びや達成感は、自己のポテンシャルを引き出し、困難な状況でも頑張り続ける力を支えます。

しかし、目標や理想が高すぎると、達成できないという不安感が生じ、逆に心理的なストレスを増幅させる可能性があります。

そのため、自己実現の欲求とリアルな能力や状況を見極め、適切なバランスを保つことが大切です。

他者からの期待

他者からの期待は、自己の価値観や行動に影響を及ぼす大きな要素です。

周囲から評価されるため、期待に応えるために、自己は頑張ります。

一部の人々にとって、他者からの期待は強い動機づけを生み出し、自己のパフォーマンスを高めます

一方で、他者からの期待に応えることが難しく感じるとき、それはストレスや不安を増幅させ、逆にパフォーマンスを低下させる可能性があります。

そのため、他者からの期待と自己の価値観や能力のバランスを見つけることが重要です。

社会的な価値観と頑張り

社会的な価値観も「頑張りたい」という感情に影響を与えます。

多くの社会では、努力し続け、成功することが高く評価されます。

このような価値観は、自己の行動パターンや頑張り方に影響を及ぼします

その一方で、社会全体の価値観に追いつけない、満たすことができないと感じると、自己否定や低い自尊心を引き起こす可能性もあります。

社会的な価値観は個々の価値観と異なる場合があり、そのギャップがストレス化し、頑張れなくなる要因となることもあります。

社会的な価値観と個々の価値観、現実とのバランスを見極めることが、健康的に頑張るための鍵となります。

不安と頑張る意欲の結びつき

不安感は頑張る意欲と密接に関連しています。

適度な不安は高いパフォーマンスを促し、頑張るための動機づけを提供します

しかし、過度な不安は自己のパフォーマンスや注意力を低下させ、最終的には頑張る能力を阻害します。

不安は心地よい感情ではないかもしれませんが、それを認識し、適切に対処することで、効率的なパフォーマンスを発揮し、自己の達成目標に向けて頑張り続ける道しるべとなります。

「頑張りたいのに頑張れない」感情と向き合う方法

「頑張れない」と思う感情に打ち勝つための具体的な方法を詳しく解説していきます。

自分に対する優しさ

「頑張れない」という感情に向き合う方法の1つ目は、自分自身に対する優しさを育てることです。

我々は自己内部に厳しい眼差しを持ち、自分自身を非難することがしばしばあります。

特に失敗や挫折を経験した時、自分を責め苛むことが多いでしょう。

しかし、過度な自己責任は、むしろ逆効果となってしまいます
 
自分に優しくするための方法としては、

  • そもそも「頑張れない」という感情があっても良いという認識を持つ
  • 自己肯定感を高め、自分自身を受け入れる姿勢を持つ
  • 心のケアをするために、心の整理や瞑想、好きなことに時間を使うこと

以上の3つを実践することにより、自分自身をあたたかな視点から包み込むことが可能となります。

ペース配分とリラクゼーション

2つ目は、ペース配分とリラクゼーションです。

我々は、仕事や学校、人間関係など、日々様々なストレスを抱えて生活しています。

「頑張れない」と思う瞬間、それは体や心からの休息のサインかもしれません。

ペース配分とは、自分自身のパフォーマンスを最大限に発揮するために、休息を取るタイミングを見極めることを指します。

スポーツ選手やアーティストも、競技や公演が終わった後にはしっかりと休息を取ることで、次に向けてのエネルギーを蓄えています。

同じように、普段の生活の中でも、働く時間と休息を取る時間を適切に分けることで、自分自身の心身とのバランスを保つことが可能となります

一方、リラクゼーションとは、心身をリラックスさせ、ストレスを軽減する方法です。

お風呂にゆっくり浸かる、お気に入りの音楽を聴く、深呼吸をする、美味しいものを食べる、瞑想をする、映画を観る……等々、自分が心地よく感じることをすると、自然と心身がリラックス状態に入ります。

高すぎる目標設定の見直し

「頑張れない」と感じる時、それは自分が立てた目標が現実的に見て高すぎるのかもしれません。

自己成長の欲求は大事ですが、現実と合わない高すぎる目標は、むしろ自己を疲弊させ、挫折感や自己否定感を生むだけです。

まずは、自分自身が立てた目標が現実的であるのか、客観的に見てみましょう

小さな目標設定によって、達成感を感じながら継続することが可能となります。

そして、それが自信となり、更なる挑戦へと繋がるでしょう。

サポートシステムの確立

「頑張れない」と感じたときに大切になるのが、自分を支えてくれるサポートシステムです。

人間は社会的な存在であり、1人だけで全てをこなすのは困難です。

安心して頼れる存在が身近にいることは、心の安定に非常に重要な役割を果たします。

具体的には、家族や友達、パートナー、信頼できる上司や同僚、カウンセラーやコーチなど、共有できる人が最良のサポートシステムとなります。

ただし、必ずしも人間である必要はありません。

ペットや自然、音楽やアートなど、自分を癒し、力をくれるものでも良いです。

「自分だけではない」と感じられる存在があることで、心はほっと安らぎ、再び立ち上がる力を得ることができるのです。

「頑張りたい」を「頑張れる」に変えるためのステップ

「頑張りたい」その気持ちは素晴らしいものです。

しかしさらに素晴らしいことは、「頑張りたい」を「頑張れる」へと変えていく過程です。

そのために必要なステップは以下の5つです。

それぞれのステップについて詳しく解説していきます。

自己効力感を高める

自己効力感とは、自分の能力に自信を持ち、目標達成に向けた行動につながる自信のことです。

「頑張れない」から「頑張れる」に変えていくためには、自分が目標達成できると信じる力、すなわち自己効力感が不可欠です。

自己効力感を高めるための方法の1つとしては、過去の成功体験を思い出すというものがあります。

過去に何かを達成した時の喜びや達成感を思い出すことで、自分には何かを成し遂げる力があるという自覚が湧き上がります。

また、周囲の成功体験や、成功者の生き様を知ることで、自分に対する信頼感も育つでしょう。

それらから学ぶことで、自分自身への信頼感が高まります。

「成功」の定義は個々で異なります。

自分自身にとっての「成功」を描き、その実現に向けて具体的な行動を続けることこそが大切です。

健康管理とストレス対策

第2のステップは、健康管理とストレス対策です。

「頑張りたい」、「頑張れる」ためには、身体の健康が基本となります。

健全な精神は健康な体から。

健康的な食事、充分な睡眠、適度な運動は体調を整え、心身のバランスを保つために必要です。

またストレス対策も重要です。

「ストレスを感じる」それ自体は悪いことではありません。

問題は、そのストレスが解消されないまま蓄積し続けることです。

ストレスは様々な健康問題を引き起こす原因となるので、適切にストレスを解消する方法を見つけ、それを日常的に行うことが大切です。

個々のストレス解消の方法は様々で、音楽を聴く、読書をする、美味しいもの食べる、趣味に没頭する、運動する等々、自分にとって心地よいと感じるものがベストです。

目標設定と達成感の創出

「頑張れる」へと変わるための次のステップは、目標設定と達成感の創出です。

「目標」は自分がどうなりたいか、何をしたいかを明確に示すものです。

その目標に対する具体的な行動計画を立て、それを実行していくことが、自己効力感を高めます。

目標設定には「SMARTルール」があります。

  • S: Specific(具体的な)
  • M: Measurable(測定可能な)
  • A: Achievable(達成可能な)
  • R: Relevant(関連性のある)
  • T: Time-bound(期限がある)

という5つの規則を元に目標を設定すると、実行可能性が高まります。

難易度を控えめに設定し、まずは小さな成功を積み重ねることで、大きな目標に挑戦する自信を育てていきましょう

心理的サポートの活用

心理的サポートを活用するのも、頑張れる人になるための重要な一歩です。

周囲の理解と支援は、困難な課題に立ち向かう力となります

家族や友人、同僚など身近な人々からのサポートは、大きなエネルギーとなります。

また専門的な面からのサポートもあります。

心理カウンセラーやライフコーチなど、プロの専門家から心理的なサポートを得ることもおすすめです。

おそらく自分1人では気づかない視点を示し、具体的なアドバイスを提供してくれるでしょう。

[英語学習編]頑張りたいのに頑張れない人はスクールを利用

頑張りたいのに頑張れない人は、モチベーションを保つためにもスクールを利用することをおすすめします。

効率的に進められたり、自分では気づけない学びがあったりとスクールを利用する価値はとても大きいです。

ここでは英語学習をする場合を例に、おすすめのスクールを紹介します。

いろいろなスタイルのスクールがあるので、自分に合ったスクールを選びましょう。

コーチングで確実に実力アップ「ライザップイングリッシュ」

学習状況を毎日報告し、コーチからフィードバックをもらえるので、モチベーションを保ちながら効率的に力を伸ばせます

返金保証、点数補償制度があるので、一度やってみよう!くらいの気持ちで申し込めます。

勉強の仕方がわからない、1人では挫折してしまうという方は「この◯か月は集中して勉強する期間」と決めて、ライザップイングリッシュで英語に時間を費やしてみましょう。

日本人講師から学ぶオンライン英会話「ワールドトーク」

いきなり外国人講師と会話をするのは不安という方は、日本人講師のレッスンを受けることをおすすめします。

日本語まじりの英語で会話ができたり、勉強の仕方を相談できたりと、日本人講師だからこその安心感があって、楽しく学べます。

ワールドトークでは事前にやりたい内容の要望を出せるので、個々のニーズに合わせてオーダーメイドのレッスンが受けられます

365日受講し放題「ネイティブキャンプ」

様々なオンライン英会話がありますが、レッスン・教材・システムの質、コスパが圧倒的に優れているのがネイティブキャンプです。

レッスン受け放題で、事前予約制ではなく、受講しようと思った時にすぐに受講できるので、忙しい人でも続けやすいです。

とにかく会話の機会を多く持ちたい、量をこなしたいという人におすすめです。

資格取得に強い「KIRIHARA Online Academy」

KIRIHARA Online Academyは、TOEICと英検の資格取得に特化したオンラインスクールで「指導経験豊富な日本人講師のレッスン+自主学習」でスコアアップを目指せます。

良心的な価格で2か月間の短期集中のコースなので、手軽に入会できます。

短期集中のカリキュラムで正しい学習方法を学べ、レッスン終了後の自走力もつきます。

英語とプログラミングスキルが身につく「Kredoオンラインキャンプ」

英語とともに役立つスキルを身につけたいと思ったら、英語でプログラミングを学ぶのがおすすめです。

今の時代、英語とプログラミングのスキルを得られれば、キャリアアップやキャリアチェンジの機会が広がります。

Kredoオンラインキャンプでは、フィリピン人エンジニアから英語でプログラミングを学べます。

平日毎日リアルタイムレッスンなので挫折率が低く、英語漬けの環境に身を置けるので、自宅にいながら留学の体験ができます

まとめ:頑張りたいのに頑張れない人でも必ず光は見える

私たちは、自己実現のために頑張りたいと願うものです。

その想いは、周りの期待や社会的価値観だけではなく、自分自身の生き方や価値観を表現する手段です。

だからこそ、心身共に健康で、自分らしく生きるための「頑張り方」を見つけることが大切です。

今を頑張れないと感じていても、それは一時的なことです。

「頑張り方」を見つけ、自分のペースで進んでいけば、必ず光が見えてきます

自分自身を大切に、優しく、そして積極的に生きていきましょう。

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