私は6か月間のフィジー留学中に買い物を楽しみ、店に売っているものをとことん調査してきました。
学校周辺のスーパー、マーケット、薬局、文具店、服屋、電気屋、デパート…ほぼ全ての店を巡り、写真をたくさん撮ってきました。
フィジーは発展途上国だけど、どんなものが売っているのか気になる!
この記事を読めば、フィジーに売っている食べ物、日用品、文房具、衣料品について知れます。
特にフィジー留学を検討されている方やフィジー留学を控えている方は、持ち物の準備について考えることが多いと思うので、少しでも準備の参考にしていただけたらうれしいです。
フィジーに売っている食べ物、日用品、文房具、衣料品を写真いっぱいで紹介するよ。
フィジーに売っていないものも教えるので、留学の持ち物の確認もしよう。
コロナ禍の2020年12月~2021年6月の約半年間、フィジーにある語学学校フリーバードで語学留学をしました。
平日は毎日休まず全力で授業を受け、放課後や休日はフィジーの街に繰り出して店の調査をしたり、友達と観光地を巡ったりしました。
約半年間のフィジー留学の経験を本ブログで記事にまとめています。
フィジーに売っている食べ物
フィジーにはスーパーがたくさんあって、安くておいしい食材が手に入ります。
米やパンといったすごく安いものもあれば、乳製品やシーフードのように日本より高いものもあり、値段を比べるのもおもしろいですよ。
食文化の違いも感じられます。
ちなみに私が滞在していた時はコロナで入場制限をしており、並んで検温と消毒をしてから入店していました。
米
米は1kg、2kg、4kg、5kg、10kgといろんなキロ単位で売っています。
種類もたくさん。
そしてとても安く、1kgで約150円、5kgで約500円です。
野菜・果物
スーパーの野菜・果物の売り場面積は狭くて、種類が少なく、小さめのものが多いです。
野菜や果物はマーケットの方がいろいろな種類があり、安く手に入ります。
肉・ソーセージ
スーパーでは、冷凍してある鶏肉がたくさん売っています。
スライスやステーキも売っていますが、豚、牛、ラムは日本と同じくらいの値段で現地ではお高めです。
ソーセージは安いですが、日本のもののようにパリッとジューシーというわけではありません。
肉はブッチャ(肉屋)で買うとすごく安く買えるので、スーパーではほとんど買いませんでした。
写真の牛タンは、1kg600円ほどで、安くておいしかったです。
チーズ・マーガリン・バター・ヨーグルト
乳製品はほとんどニュージーランド産で、少し高めです。
特にスライスチーズは12枚入りで350円~600円で高いなと感じました。
冷凍食品
ミックスベジタブルはどのスーパーでも売っています。
冷凍のポテトやナゲット、ブロッコリー、カリフラワー、シーフード等いろんな冷凍食品が売っています。
卵
卵は日本より少し高めで、12個入りで300円くらいです。
日本の卵のように黄身がプルンとしてなくて味は劣りますが、問題なく食べられます。
缶詰
魚や肉の缶詰の種類が豊富です。
スパゲティの麺が入ってるものやトマトソース、コーン、フルーツ、豆等いろいろな缶詰が売っています。
インスタント麺
2分でできるインスタントラーメンは、10食入り300円程度で安くておいしいです。
少しかさばりますが、Made in フィジーなのでお土産にも買って帰りました。
この他にもカップラーメンやインスタント焼きそばみたいなものも売ってます。
アイスクリーム
ファミリーサイズのアイスクリーム2Lと4.5Lがどのスーパーにも売っていて、2Lで380円、4.5Lで750円くらいでとってもお得。
ブリッツ、パッションフルーツ、ホキポキといった日本ではあまりない味もあって、どれもおいしいのではまってしまいます。
フィジーには棒のアイスは売っていますが、カップのアイスはほとんどありません。
シリアル、オートミール
コーンフレークやシリアルバー、オートミールもいろいろと売っています。
大きいサイズもあります。
ジャム、クリーム、クラッカー、パン
フィジー人は朝食にクラッカーを食べる習慣があるので、 クラッカーと一緒に、ジャム、チョコレートクリーム、ピーナッツクリームが売っています。
クラッカーは1袋80円くらい、食パンも1斤約50円と超安いです。
お菓子
ポテトチップス等のスナック菓子の種類が豊富で、安くておいしいです。
Made in フィジーのものがたくさんあります。
ザ外国という感じのあめ、グミ、チョコレートやクッキー、ビスケットも種類豊富で、Made in フィジーのものもたくさんあるのでお土産にもいいですよ。
安定のオレオも売っています。
調味料、スパイス
フィジーで売ってる醤油のほとんどが中国産ですが、醤油さしに入ったキッコーマンの醤油も売っていました。
塩、コショウ、砂糖、マヨネーズ、ドレッシング、料理酒はどこのスーパーでも売ってます。
ぽん酢は普通のスーパーにはありませんが、中国人経営の店には売っていました。
油はいろいろなサイズのものが売っています。
南国なので、ココナッツオイルもたくさんありますよ。
トマトソースやチリソースはいろんな種類があります。
味は日本より劣りますが、BBQソース、ステーキソースも売っています。
フィジーの人口の約4割はインディアンなので、カレーを作るためのスパイスがたくさん売っています。
何に使うのかわからない粉もたくさんありました。
フィジーに売っている飲み物
自動販売機は無いですし、冷えた状態で売っている飲み物は少ないですが、種類はとても充実しています。
水
フィジーの水道水は問題なく飲めますが、飲料水もたくさん売っています。
写真1番左のフィジーウォーターは美容効果のあるシリカという成分が多く含まれていて、世界でも有名な水です。1.5Lで170円くらいと他の水より高めですが、日本で買うよりは安く買えます。
牛乳
ニュージーランド産の牛乳がたくさん売ってます。
1Lで150円くらいです。
常温で売られてるのにはびっくりしましたが、開封前の常温保存は全然平気でした。
ジュース
炭酸飲料 、フルーツジュース、濃縮して飲むジュース、水で溶かして飲むパウダーが売ってます。
ミニッツメイドも売ってます。
コーヒー、紅茶、ミロ、ココア
コーヒー、紅茶、ミロ、ココアも日本より少し安めで売ってます。
フィジーに売っている日用品
洗剤
洗濯用洗剤は全て粉です。いろんな種類があり、日本のものと同じ感覚で使えます。
ボトルに入った柔軟剤、漂白剤も売っています。
食器用洗剤は、液体のものも売っていますが、車のワックスのように、丸い容器に固まった洗剤が入っているタイプが一般的です。
殺虫剤
殺虫剤や蚊取り線香のようなもの、殺虫効果のあるクリーナ等虫対策ができるものがいろいろ売っています。
フィジーは小さい虫やゴキブリが多いので重宝します。
サランラップ、アルミホイル
サランラップとアルミホイルはきちんと売っています。
ただ、サランラップは切りにくく、包む時にラップ同士がほとんどくっつかないので、日本のものよりかなり使いにくいです。
紙皿、紙コップ
きちんとした紙皿や紙コップ、プラスチックコップ、プラスチックスプーン・フォークが売っています。
フィジーでは誕生日会を盛大にやるので、ガーランド、風船等のカラフルなパーティーグッズもスーパーや雑貨屋さんでたくさん売ってます。
箱ティッシュ、キッチンペーパー、保存袋、大きいごみ袋
箱ティッシュは何種類か売っています。
ただ、日本にある鼻に優しいしっとり柔らかいものはありません。あと、ポケットティッシュも見あたりませんでした。
キッチンペーパーは日本のものと同じような感じです。
種類は少ないですが、ジップロックのようなジッパーのついた保存袋も売っています。
また、ごみ出し用の大きいごみ袋はたくさん売っています。
食器、調理器具
食器や保存容器は、雑貨屋さんやスーパーにいろんな種類のものが売ってます。
調理器具もわりと何でもそろいます。
歯ブラシ、歯みがき粉
歯ブラシや歯みがき粉、液体歯磨きは、いい感じのものがたくさんあります。
歯みがき粉は日本のものよりフッ素が多く含まれているので、お土産に買って帰る人もいました。
ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、その他アメニティ
ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーは種類が豊富で、安くていいものがたくさん売ってるので、日本から持って行く必要はありませんでした。
DoveやPANTENE等、日本でおなじみのものも売っています。
ボディクリーム、ヘアワックス、メイク落とし、ネイルリムーバー、制汗剤スプレー、かみそりといったその他アメニティもいろいろなところで売っています。
トイレットペーパー、赤ちゃんのおしりふき
フィジーに売っているトイレットペーパーはふわっと巻いており、巻き数が少ないのですぐになくなりますが、紙質はやわらかいものが多く、いい感じです。
輸入物とMade in フィジーの両方がありました。
フィジーのトイレはトイレットペーパーの設置が無い場所が多いので、個人でトイレットペーパーを持ち歩きます。
ベビー用品はジョンソンエンドジョンソンのものがたくさん売られており、充実していました。
おしりふきはどこのスーパーでも売っているので、ウェットティシュとして使えます。
トイレには流せないのでご注意ください。
生理用品
生理用ナプキンは厚みがあり、しっかりしていて質がよく、日本のものと同じ感覚で使えます。
昼用、夜用、羽根つき、羽根無しと種類も豊富で、日本より少し安く買えるので、わざわざ日本から持って行かなくても大丈夫ですよ。
コンタクト洗浄液
薬局に行けば、いくつかコンタクト洗浄液が売っています。
日本にも売っているボシュロムReNuもありました。安心。
ちなみにコンタクトレンズは眼科に行かなければ買えないと言われました。
薬
薬局に行けば、たいていの薬や絆創膏類は手に入ります。
店員さんに聞くと薬を出してくれます。
私はヨーロッパ製の虫刺されの薬と鎮痛剤を買いました。
効き目は普通でした。
やはり日本でいつも自分が使っているものの方が効き目があるので、常備薬は余分に持って行った方がいいですね。
思ったより蚊は少なく、フィジーの蚊はそこまで強くないのか、日本で刺されるより腫れませんでした。
電池、懐中電灯
スーパーに電池と懐中電灯が売っています。
しかもPanasonicのものが多いので安心です。
スマートフォン、SIMカード、ポケットWi-Fi
◇現地で売っているスマホ用品◇
・iPhone(値段は日本より少し高め)
・Android(1万5000円~)
・充電器( iPhone用、Android用)
・イヤフォン
・SIMカード(40GBで月約550円)
・ポケットWi-Fi
フィジーにはVodafoneとDegiselの2つのスマホ会社(キャリア)があります。
万が一現地でスマホが壊れても、SAMSUNGやOPPO、HUAWEIといったメーカーの機種が売ってるので、いい機種を買うことができます。
フィジーの通信料は格安なので、日本で海外用のWi-Fi等を契約せず、現地でSIMカードを買って差し替えるか、現地のポケットWi-Fiを買うのがベストです。
フィジーに売っている文房具
フィジーにはあまり文房具が売っていないと思っていましたが、スーパーや文具店でけっこういいものが売っていました。
ノート
ノートはスーパーや雑貨屋さん、郵便局等いろんなところに売っています。
大学ノートとマスの入ったノートの両方があり、サイズやページ数もいろいろあります。
ファイルにはさめるように左側に穴が開いているものもあります。
たまに印刷がよくないものがありますが、これはフィジークオリティ。質は普通で問題なく使えます。
留学生はこの現地のノートを買って使ってますよ。
ペン
PILOTのペンがナマカの郵便局(フリーバードのオフィスの前にある)に売っていました。
価格は日本より少し安いです。
ボールペンの他に、シャーペン、フリクション、蛍光ペン、油性ペンも売っていて品ぞろえが豊富でした。
UNI(三菱)のペンもスーパーと郵便局に売っていて、ユニボールシグノやLaknock等いくつかの種類のボールペンや油性ペンがありました。
私が見つけたボールペンは、赤、青、黒だけでしたが、こちらも価格は日本より安めです。
その他にも海外の鉛筆、ペン、シャープペン、色鉛筆がたくさん売っています。
その他
郵便局や文具店、雑貨屋さんでだいたいの文房具は手に入ります。
フィジーに売っている衣料品
日本では手に入らないフィジーの伝統衣装や日本でも売ってるような今どきの服、南国らしい柄の服、スポーツメーカーのジャージ等いろいろな種類の服が売っています。
価格もお手頃です。
服は日本からたくさん持って行かずに、現地で買うのも楽しいね。
フィジーの服
フィジーは布産業がさかんで、カラフルな伝統衣装のブラシャツ、スル&チャンバがたくさん売っています。
綿素材で着心地がよく、現地では教会でのお祈りや冠婚葬祭の礼服としても着られています。
フィジー人は太ってる人が多いのでサイズがたくさんあって、オーダーメイドができる店もあるよ。
ブラシャツ
フィジー人が普段着としても正装としても着ているブラシャツは、店によっていろいろな柄があり、カラフルでとってもおしゃれです。
子供用、男性用、女性用があり、安くて500円、高いもので1500円くらいです。
スル&チャンバ
スルは巻きスカートのようなもので、ウエストはゴムになっています。
チャンバはそのスルとセットになったトップスです。
フィジーでは、普段着、正装として、男性もスル(上半身はブラシャツ)を着ます。
この写真はオーダーメイドの男性のスル、ブラシャツです。
ドレス
ブラシャツやスル&チャンバと同じ素材を使ったワンピース(英語ではドレス)です。
半袖、ノースリーブ、オフショルといったように形が様々で、丈も膝丈と足首丈があります。
普通の服
日本でも売ってるような普通の服も売っています。
イメージとしてはGUみたいな感じですね。
その他にも洋服屋さんには、バッグ、帽子、アクセサリー、傘、タオル等の雑貨や小物類も売っています。
靴、サンダル
靴やサンダルは靴屋さんで買うことができますが、スーパーや洋服屋さん、時には薬局にも売っています。
スニーカー、パンプス、ミュール、つっかけ、ビーチサンダル…といろんな履き物が売っていて、特にビーチサンダルはフィジー人が普段履くものなので、いたるところに安く売っています。
キャップ、帽子
現地のフィジー人はキャップや帽子をあまりかぶっていませんでしたが、洋服屋さんにはわりといろいろな種類のキャップや帽子が売っています。
つばの大きいおしゃれな麦わら帽子もありました。
フィジーのデパートで売っているもの
フィジーの都市部に行くとjack’s、PROUDS、TAPPOOの3つのデパートのような店があります。
そこは他の店とは違い、エスカレーターがあり、高価なものが売っていて高級感のある店内になっています。
主に観光客向けの店かなという感じ。
伝統工芸品
フィジーは木工産業や布産業がさかんです。
木工製品には、フィジー人にとってのお酒であるカバを飲む時に使う大皿をはじめ、様々な食器や民族楽器、小物があります。
布製品には、独自の柄がプリントされた丈夫な布で作られたポーチやブックカバー、小物等があります。
どちらもお土産になりますよ。
ピュアフィジー、化粧品
ピュアフィジーはフィジーのスキンケア製品のブランドです。
様々な香りの石けん、ボディークリーム、ボディーオイル、日焼け止め等があり、どれも使い心地が滑らかです。
グアバやココナッツといったこの国らしい香りもあり、パッケージがおしゃれでセットになっているものもあるので、お土産におすすめです。
日本のデパートでも売っているDiorやCHANELといった海外ブランドの化粧品が売っています。
家具、家電
ベッドやソファーといった大型家具が売っています。
小さめの電化製品は電気屋さんにも売っていますが、大型テレビや冷蔵庫等大きいものはデパートにしかありませんでした。
電気圧力鍋のような調理家電や美容家電もけっこう売っています。
その他
・少し高級なチョコレート等のおかし
・服、靴
・バッグ、キャリーケース
・プーマ、ナイキ等のスポーツメーカーのグッズ(ボール、スパイク、スニーカー、ジャージ等)
・ソニーのイヤホン、カメラ、多少のガジェット周辺機器
・いろいろなお土産物
・子どものおもちゃ
etc
持ち物として持っていこう!フィジーに売っていないもの
フィジーには思ったよりいろいろなものが売っていて特に生活に困ることはありませんが、日本で普通に使ってるけど売っていないものもありました。
日本から持って行った方がいいものを確認しよう!
日本食
空港やフリーバードがあるナンディとは反対の場所にある首都のスバに行けばアジア食材屋さんがあり、多少の日本食を手に入れることができますが、普通はほとんど手に入りません。
ナンディでも納豆(すごく高い)等日本食を売っている店がたまにあるので、見つけるのも楽しいです。
レジ袋、ポリ袋
ごみ捨て用の大きいごみ袋は売っていますが、持ち手の付いたスーパーのレジ袋は売っていません。
スーパーやデパートで有料でもらえる持ち手のついたレジ袋は不織布です。
買い物の際エコバッグと一緒に持っておくと便利ですし、濡れた水着を入れる等観光の際も役立つので、レジ袋は日本から持って行くべきだと感じました。
100均で売っているポリ袋もフィジーには売っていません。
食材を保存する時等何かと便利ですよね。。。
エコバッグ 、ショルダーバッグ、手さげバッグ
フィジーでもレジ袋(不織布)は有料なので、フィジーで買い物をする際には基本的には日本と同様エコバッグが必要になります。
しかし、フィジーには日本でたくさん売られているような丈夫なエコバッグは売っていません。
ビニール製や布製の手さげ袋は売っていますが、重いものに耐えられなかったりかさばったりするので、やはり日本で売っているコンパクトで丈夫なエコバッグがあるとすごく便利です。
また、フィジーにはリュックや大きいボストンバッグはたくさん売っていますが、 通勤通学で持つような大きさの丈夫なショルダーバッグや手さげバッグはあまり売っていません。
少しお出かけに持って行くような小さめのショルダーバッグもあまり種類がありません。
ルーズリーフのノート
ルーズリーフのバインダーとクリアファイルは売っていますが、なぜかルーズリーフのノートは売っていません。
留学中の授業では、1か月で約50枚くらい使うので、「ノートはルーズリーフにしたい」という場合は、多めに持って行くことをおすすめします。
マスキングテープ
ビニールテープは売っていますが、マスキングテープは売っていません。
日本でもわりと最近流行りだしたものなので、まだフィジーには届いていないようです。
特に必要というわけではありませんが、壁に何かを貼りたい時、食材の袋を封したい時等にあると便利です。
かわいいメモ帳や便せん
ちょっとかわいい模様の入った付箋やバースデーカードのようなメッセージカードは売っていますが、おしゃれなメモ帳や便せん、封筒は売っていません。
お別れの時に友達や先生、ホストファミリーに手紙を書きたいという場合は持って行った方がいいかなと思いました。
ストラップ付きのスポーツサンダル
1年中温暖なフィジーでの普段の履物は、ストラップの付いた歩きやすいスポーツサンダルがおすすめです。
現地のフィジー人はビーチサンダルを履いていることが多いですが、長時間歩くには歩きにくいですし、足に負担がかかってあまりよくないかなと思います。
現地にもストラップの付いたサンダルは多少売っていますが、種類が少ないですし、歩きやすそうなものではありません。
なので、日本で自分に合うスポーツサンダルを買って持って行くことをおすすめします。
アクティビティをやる際にはスニーカーがいいのでスニーカーもお忘れなく。
ポケットティッシュ
箱ティッシュは売っていますが、ポケットティッシュは見当たりませんでした。
箱ティッシュも売り場面積が狭く、5箱セットとかではなく1箱ずつ売っていたので、現地のフィジー人はあまりティッシュを使わないのかなと思いました。
デバイス周辺機器
フィジーには本当に最低限のデバイス周辺機器しか売っていません。
留学中いろいろ作業をしたい人は、自分が必要なデバイス周辺機器はきちんと確認してそろえておきましょう。
フィジー留学で必要な持ち物
フィジーで売っているもの、売っていないものを踏まえて、フィジー留学で必要な持ち物を確認していきましょう。
留学案内と合わせて確認してね。
海外渡航で必要なもの
パスポート、パスポートのコピー
海外に行くには絶対に必要なパスポート。
パスポートケースに入れておくと便利で安全です。
現地で証明書としてパスポートのコピーが必要なことがあるので、3,4枚用意しておきましょう。
フィジーのバスに乗るためには携帯電話ショップのVodafoneでバスカードを作るのですが、その時にパスポートのコピーを見せました。
往復航空券
e-チケットが発行されるので、印刷して持って行きましょう。
私は、学校に着いてから提出を求められました。
現金、クレジットカード、国際キャッシュカードまたはデビットカード
現金、クレジットカード、国際キャッシュカードまたはデビットカード、全て持って行くと安心です。
・現金→普段の買い物
・クレジットカード→アクティビティ等大きな支払いの時用
・国際キャッシュカード、デビットカード→現金がなくなった時のお守り
⋄現金⋄
フリーバードでは毎週水曜日に現金を両替してくれます。
両替してもらって現金(フィジードル)で買い物をするのが1番お得なので、少し多めに現金(日本円)を持って行くといいです。
⋄クレジットカード⋄
クレジットカードは支払いの時にカードだけ見せればいいので支払いが楽です。
フィジーではこの機械にカードをさして、暗証番号を入力して支払いをします。
カードによってはポイントがたまるのでそこまで大きなマイナスではないですが、支払い毎に手数料がかかってしまいます。
支払いの前に「~%の手数料がかかるけどいい?」と聞かれます。
フィジーでは、スーパーやレストラン、薬局、一部の個人店ではクレジットカードが使えます。
マーケット(八百屋)や多くの個人店では使えません。
スカイダイビング等のアクティビティ代やホテル滞在費を支払う時は、手数料がかからずにクレジットカード払いができることがあるので、クレジットカード払いの方がお得なこともあります。
⋄国際キャッシュカードまたはデビットカード⋄
国際キャッシュカード、デビットカードは、前もってカードに日本円をチャージしておき、現地のATMで現地の通貨(フィジードル)を引き出せるものです。
アプリからいつでもチャージでき、現金(日本円)がなくなっても現地の通貨(フィジードル)を手に入れることができるので安心です。
ただ、引き出す際の手数料が高いことがデメリットです。
海外旅行保険証書
留学をする際に必ず加入が求められる海外旅行保険。海外旅行保険証書を忘れずに持って行きましょう。
フリーバードの保険に入った場合は、保険証書は発行されません。
メールで送られてくるプラン内容や約款にはしっかり目をとおし、現地で何かトラブルがあった際に請求できるようにしておきましょう。
授業で必要なもの
スマートフォン、周辺機器
スマートフォンは授業でもよく使うので、モバイルバッテリー、スマホスタンド、マイク付きイヤフォンもあると便利です。
コロナでオンライン授業になることが多かったので、スマホスタンドとマイク付きイヤフォンはたくさん使ったよ。
フィジーにはiPhoneショップがないので、壊れたら新しいスマホを現地で買うしかなくなります。
iPhoneの調子が悪い場合は、日本で直してから持って行きましょう。
筆記用具、ノート(ルーズリーフ)
お気に入りの筆記用具は持って行きましょう。
授業でノートをとることがたくさんあるので(書く量は人それぞれですが)ボールペンのインクが結構早くなくなります。
でもフィジーにはいろいろな筆記用具、ノートが売っているので、日本から持って行くのは最低限でいいかと思います。
フィジーにはルーズリーフの用紙は売っていないので、ルーズリーフを使いたい場合は多めに持って行きましょう。
電子辞書
授業中わからないことをスマホで調べることも多いですが、やはり英単語を調べる時には電子辞書があった方が便利です。
毎日使っていると電池のへりが早いですが、電池はスーパー等で安く買えます。
電子辞書本体は、フィジーには売っていません。
参考書
もちろんフィジーでは日本語の参考書は手に入らないので、普段使っている参考書や単語帳は数冊持って行くといいでしょう。
授業中に文法を確認したい場面が出てくるので、文法書は1冊持っておくと役立ちますよ。
荷物になるので、電子書籍やアプリを使うのもいいと思います。
abceedというアプリは月額1,400円でいろんな参考書の問題を解いたり、音声を聴いたりできるのでとても便利です。
生活で必要なもの
衣類
フィジーには安くておしゃれな服がたくさん売っていて、特にフィジーの伝統衣装、ブラシャツ、スル、チャンバはいろんなデザインのものが売っています。
プーマ等のスポーツウェアやファストファッションのようなものも売っています。
現地で洋服を買うのも楽しいので、日本から持って行くのは最低限でいいかと思います。
教室内でクーラーが寒かったり、5月~10月は特に夜が涼しかったりするので、長そでのはおるものが必要です。
帰国時に日本から持ってきた服を現地に寄付することができるので、寄付してもいい服を持って行き、帰りの荷物を減らすのもありですね。
洗面用具
ほとんどの洗面用具は現地でそろうので、特にこだわりがなければ、到着初日に買い物に行けなかった時のために、小さい旅行用の洗面用具だけ持って行けばいいでしょう。
花王やジョンソンエンドジョンソンといった日本でおなじみのメーカーのボディケア用品、安くてさらさらになるシャンプー、オイルフリーのメイク落とし等いろいろそろってます。
常備薬
いろいろな理由で留学期間が延長になることがあるので、多めに持って行きましょう。
一般的な市販薬(鎮痛剤、酔い止め、虫刺されの薬、目薬等)、絆創膏類、包帯等は、現地の薬局でも買えます。
折りたたみ傘
フィジーでも500円~600円程度で折りたたみ傘が売っていますが、骨がすぐに壊れます。
私は2個買いましたが、2個とも3回くらい使ったら骨が折れてしまいました。
また、日傘は売っていないので、日よけ機能のある傘は日本から持って行くといいです。
南国と言えど、特に雨季(11月~4月)にはしょっちゅう雨が降るので、傘の出番はかなり多いです。
なので日本から丈夫な折りたたみ傘を持って行くことをおすすめします。
もちろん現地で大きい傘を買うのもありです。
通学バッグ、お出かけバッグ
通学用のバッグかリュックが必要です。
先述したとおり、フィジーにはリュックや旅行用の大きいボストンバッグは丈夫なものがいろいろ売っていますが、ショルダーバッグや手さげバッグはあまり種類がありません。
私は現地でトートバッグを買いましたが、必要なものを入れて少し重くなったら、すぐに壊れてしまいました。
なので、通学用としてもお出かけ用としても使える丈夫なバッグを持って行くといいです。
またそれとは別に、近所に買い物に行く時のための小さめのショルダーバッグもあると便利です。
エコバック
フィジーでも買い物袋は有料になるので、買い物の際はエコバッグを使います。
日本のエコバッグは丈夫でコンパクトなのですごく使いやすいと感じました。
特にドミトリーに滞在する場合は食料品をたくさん買うので、大きめの丈夫なエコバッグがあると便利です。
レジ袋、ポリ袋
先述のとおり、大きいごみ袋は売っていますが、持ち手の付いたスーパーのレジ袋とスーパーで肉等を入れるポリ袋はなぜかフィジーには売っていません。(探せばあるのかもしれませんが…。)
それにフィジーのスーパーで有料でもらう買い物袋は不織布の袋です。
肉屋で買った肉やテイクアウトしたものを持ち帰る時、部屋のごみ袋として使う時といったように、持ち手のあるレジ袋は何かと使えますし、ポリ袋も食品の保存等に役立つので、100均やホームセンターで売っているものを持って行くことをおすすめします。
変換プラグ
変換プラグはコンセントの差込口を変更するためのものです。
日本のコンセントの形はAタイプですが、フィジーはOタイプ(3ツ口ハ字、2ツ口ハ字)なので、Oタイプのものを買って日本の電化製品を使えるようにしましょう。
2つあると便利です。
変圧器
フィジーの電圧は240Vですが、日本の電圧は通常100Vです。
100~240V対応になっていない電化製品をフィジーで使う場合は変圧器が必要です。
水筒
フィジーでもプラスチックのボトルや簡単な水筒は売っていますが、やはり日本の水筒は質がいいので、水筒を使いたい場合は持って行くといいです。
フィジーの水道水は飲めるので、私は水筒に水道水と氷を入れて学校に持って行っていました。
出汁類、ドレッシング
フィジーには出汁やめんつゆが売っていません。
ドミトリーに滞在する場合は出汁やコンソメ、ガラスープの素、めんつゆといったものがあると、料理が楽です。
また、イタリアンドレッシングやシーザードレッシングは売っていますが、胡麻ドレッシングやオニオンドレッシングといった和風のドレッシングは売っていないので、お気に入りのドレッシングがある場合は持って行くことをおすすめします。
日本食
インスタント味噌汁、お茶漬け、おもち、のり、梅干し、ふりかけといった日本食は現地ではなかなか手に入りません。
きっと日本食が恋しくなるので、荷物に余裕があれば持って行くといいかと思います。
マイ箸
箸はアジア系の店で時々売っていますが、そこら辺の店では売っていないので、お弁当用の箸があると何かと便利です。
ドミトリーには、普通の箸も菜箸も置いてあります。
水着
フィジーのビーチはとてもきれいなので、水着類を持って行き、泳ぎに行くのも楽しいですよ。
フィジーにもROXY等の水着は売っていますが、種類が少ないですし、ラッシュガードやレギンス、巻きタオルは売っていないので、一式持って行くといいです。
ストラップ付きのスポーツサンダル
買い物や観光で長時間歩く際は、ビーサンではなく、歩きやすいストラップ付きのスポーツサンダルがいいと思います。
ビーサンはたくさん売っていますが、ストラップ付きのサンダルは種類が少ないので、少しかさばりますが、自分に合ったものを日本から持って行った方がいいでしょう。
パソコン
授業ではパソコンを使いませんが、パソコン作業をしたい人はあったら便利です。
また、フリーバードの授業のオプションでワーキングホリデー準備コースを取る場合は、履歴書を作るのでパソコンがあった方が便利です。
まとめ:現地で売っている物を知って、フィジー留学で必要な持ち物を確認しよう
フィジーは発展途上国なのであまり質のよいものは売っていないと思っていましたが、いざ現地の店に行ってみると、生活に必要なものはほぼ何でもそろうということがわかりました。
フィジーでのショッピングは、南国らしい商品を見つけられたり、斬新なディスプレイ方法で売っているのを見れたりと日本とは違った店の雰囲気を楽しめます。
私はフィジー留学中ドミトリーの滞在だったこともあり、日本から日用品や調味料、調理用具、服をたくさん持って行きましたが、実際は現地で調達できるものがたくさんあり、こんなに必要なかったなと感じました。
その分フィジーでは手に入らない日本食や、英語学習で使う参考書をもう少し多めに持って行くべきでした。
逆にこれはフィジーに売ってないから持って行ってよかったと思うものもいくつかありました。
この経験から、 フィジー留学を検討されている方やフィジー留学を控えている方に前もって現地で売っているものを知ってほしいと思いこの記事を書きました。
ここで紹介したものはほんの一例ですが、参考にしていただければ幸いです。